罪が死によって支配したように、恵みが、私たちの主イエス・キリストにより、義の賜物によって支配し、永遠のいのちを得さえるためなのです。（ローマ５：２１）
誰もがグレース（恵み）が自分の人生の中で目に見える形になって欲しいと願うもの。グレース（恵み）は自分の勤勉さや努力とは関係なく、与えられるに匹敵しないけれども、一方的に与えられる神さまの好意のことです。
秘訣は、ローマ５：２１にあるように、神さまの豊かな恵み、祝福に私たちが受ける原動力となるのは、自分の正しさや勤勉さではなく、いかにイエスの義を理解し、プレゼントとして受け、とどまり続けるかなのです。罪を知らない方が私たちのために罪とされました。私たちが、イエスにあって、神の義となるためなのです。このプレゼントである神の義があなたの思いを支配していくとき、恵みもあなたを追っかけてくるでしょう。
エジプトを襲った初子が殺される災いから守られるために、神さまはモーセを通して語りました。傷のない１歳の雄羊をほふって、その血を玄関の２本の門柱とかもいにつけるように。（血で十字架の形になる）そして、朝まで外に出てはいけない。そうしたら、滅ぼす者が家にはいって、打つことがない。血を２本の門柱とかもいにつけても、家の外にいてたら滅ぼされていたことでしょう。
玄関の戸口につけられた血はイエスの血で神の義を象徴します。神さまの義とされたことをを一時信じ受け入れただけで、外から出てしまってはだめなのです。家の中にとどまるのです。自分の勤勉さや正しさに信頼を置いて外に出て行っては、恵みによって支配されません。ハムスターのように動いてはいるけど、疲れきっているけど、どこにも進んでいないのです。怠慢を推奨しているのではありません。
友人がある世界中に流通しているブランド靴の会社に勤務しています。先日チャーチで分かち合ってくれました。彼女の売り上げ成績が日本全国で一位！外国人なので、日本語も流暢ではないのに・・・・。皆、愕然！！！彼女自身が驚いています。神さまの義によって支配されるグレース（恵み）！
これは一つの例ですが、イエスの十字架による義によって、恵み（グレース）が支配されるのを自分の人生にもっと頻繁にみたくないですか。それともハムスターのように、カラカラ動いていたいですか？
何に信頼をおいているかが、どんな生き方かに確実に導いていきます。だから、聖書からのグレース（恵み）の正しい学びとグレース（恵み）によって生かされている人たちとの交わりを私は断然大切にしています。
だから、神の国と神の義をまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。（マタイ６：３３）