ローマ 8:35
私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、 苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。
年末に訪れたシンガーポールの教会の牧師は、クリスチャンになる前は健康にかなりの問題がありました。主治医によると、彼は一生薬を飲み続けなければなりませんでした。偏頭痛、腎臓結石、高血圧、・・・。また、親から受けた資産を湯水のように使い、投資をしたところ、アジア金融危機で莫大な借金を抱えることになりました。恐れと不安と自分を責める思いで毎日苦しんでいました。
しかし彼は神さまが失敗者を愛する者だとの教えを聞き、その失敗者を救うことのプロであることを知りました。彼の失敗の身代わりになってくださる方で、彼を責めない方であることを理解し、信じました。又、彼は、神さまの彼への愛より大きなものは何もないと信じました。彼が抱える病気以上に借金以上に神さまの愛の方が大きく力強いことを理解し、自分に対してのパーソナルな神さまの愛を信じました。
今では全く薬を飲む必要はなく、借金からも完全に解放されました。神さまに愛されている者だと知っていると、どんな病気や借金の重圧がきても、打ち負かされないのです。
太陽光線を虫眼鏡で集中させると、紙を燃やしてしまうように、彼は、神さまの愛を自分自身に集中させていました。携帯電話の待ち受け画面にも、「神さまに圧倒的に愛されている○○」と記されています。
私たちも、自分の言動の良し悪しに関わらず神さまに圧倒的に愛されている者だと知ると、私たちは神さまの守りを楽しみます。
なぜなら、神さまの愛は全ての悪を一緒にしたものよりも大きく、私たちは、私たちを愛して下さる方によって、圧倒的な勝利者となります。(ローマ8:37)
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