イザヤ３０：１５
立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。
この世の中のリズムは強制的で、攻撃的かつ侵略的で、急き立てられるものです。でも、私たちは本来強制的でない自然なグレース（恵み）のリズムの中で歩むべき存在です。
聖書全体の中で初めてグレース（恵み）が出てきたのは、創世記６：８です。
「ノアは主の前に恵みを得た。」
ノアの名前の意味は「休息」を意味します。要するに、私たちが主イエスの休息の中にいるときにこそ、主の恵みを体験することができるのです。恵みとは、神さまが私たちを通して働いてくださることで、私たちが何か神さまのために働くことではありません。
私たちの意識が、「神さまが私たちのために働いている」に軸を置いている時に、自分の従順ではなく、イエスの従順のゆえに恵みを受けるにことができることが自分の中にしっかいと確立している時に、安心と休息を体験できます。はたから見てどんなパニック状態にあろうが、内からくる超自然的な安心と休息で、私たちは勤勉に外見は活動できるのです。
主人の海外出張の支度済みのスーツケースのロックが解除できない状態になってしまいました。これと思う３桁を合わせても一向にあきません。そのまま持って行っても現地のホテルで開かない状態！寝ている主人を起こして２人でパニック状態になることもできたかもしれませんね。
でも、私の内には超自然的な安息がありました。「困った！」といった感情はありましたが、神さまからの安息の中で試行錯誤のトライをしていく中、数分でスッとロックが解除されたのです。
焦りと不安の中でなく、安息の中に恵みは大胆に流れます。十字架のイエスを見る中、焦りや慌ては消え去り、その安息の中で、私たちはどんな問題からも救われるのです。十字架の啓示が与えられれば与えられるほどに、落ち着けて、信頼できて、私たちは恵みの力を得るのです。
Jesus loves you so much.